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Milan Salone 2008
毎年イタリアミラノで開催させれるサローネ国際家具展示会。世界のインテリアトレンドの発信源でもあり、勿論、突板の流行傾向もこのイベントで大きく左右されます。 今年もYASUTA VS+D 安多茂一が”突板”をテーマに、ちょっと変わったサローネレポートお送りします。是非ご一読ください。
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ミラノ市街地で開催されるFuori Saloneは今年も話題がたくさん。food,health,ecology,automobileとインテリアだけではなく、あらゆる文化を発信する一大イベントと変化を遂げてきた。 Fouri Saloneを大きくバックアップするINTERNIは、Greenergydesignのコンセプトを掲げ、多くの出展者がEcologyをテーマとした作品を展示していた。今後、デザインシーンの動向に大きな影響を与えるであろう。
メインとなる家具について、今年の樹種トレンドはperparosa(写真左) noce canaletto(写真右)のラッシュ。ほとんどのデザイナー家具がこの樹種を採用している。インテリアのkey colorの傾向がピュア ホワイトにシフトする中、これらミディアムダーク系の樹種が台頭した模様だ。
今年のサローネで大きく注目すべき点は木目の並べ方にある。今まではBOOK マッチ、SLIPマッチが主流であったが 今年はほとんどの家具が" LOHAS Style "である。LOHAS Styleとは比較的巾の細い木柄をランダムにならべる手法で近年のGreen&Ecologyブームの流れを受けるスタイルである。今までのように突板で柾や板目の綺麗な木が安定的に供給できなくなったことが要因でもあるが、3Layer Panelという厚さ4mm程度の無垢集成材でコア材をサンドイッチしたパネルが家具表面部材として台頭していることもこの流れを促進させている。
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